シーズン2最終構築記事

[S2.5865位]

スカーフサザンドラ+鉢巻マスカーニャ+ヘイラッシャ軸

 

ポケモンSV】

 

 

コンセプト

スカーフ鋼サザンドラによるドラゴン対面の強さと、技範囲の補完がとれた鉢巻マスカーニャの火力を押し付けていく。

 

構築経緯

鉢巻セグレイブのつぶてを耐える、耐久鉢巻マスカーニャが、テラスタルを切らずにミラーやドラパルト以外にはある程度安定して仕事をしてくれて強いなと感じ、このポケモンと相性のいいテラスタルエースはいないかなぁ?と探していたところ、ドラパルトを上から叩けるスカーフ鋼サザンドラを発見し採用。この2匹だと、炎技の一貫と、倒した後の竜舞などに起点にされてしまう為、隙を見せにくいヘイラッシャをクッションとして採用し、この3匹を基本選出に構築の軸を考えた。

 

ヘイラッシャの採用により炎の一貫は切れたが、裏から出てくるウルガモスが怖いなと思い、ガブガモスカイリューのような並びに強そうな炎珠ドラパルトを採用して、ウルガモスに強い選出をできるようにし、サザンドラ以外のテラスタルエースを確保。

 

残り2枠には、炎ドラパルトと相性のいい風船サーフゴーを採用したのだが、余りにも選出機会が少なく、出してもロトム系統にボルトチェンジで簡単に割られてしまうため、持ち物をゴツゴツメットに変更。

 

最後はテラスタルせずに積みエースになれるブーツカイリューと、ロトムのサイクルを許す構築だったので、そこを厚く見れるトリトドンで悩んだのだが、トリトドンだったら勝ててたのに!という試合がカイリューの時にたくさんあった為、オボンのみトリトドンを採用。

 

しかしサザンドラあくのはどうで何もさせて貰えない試合が多発したことと、元々キョジオーン対策が甘いなと思っていた為、持ち物をおんみつマントに変更。

 

この6匹で落ち着いた。

 

個別紹介

 

マスカーニャ

テラスタイプ:悪

性格:ようき

特性:変幻自在

実数値:159(60)-146(124)-110(156)-*-91(4)-180(164)

持ち物:こだわり鉢巻

技構成:トリックフラワー/はたきおとす/じゃれつく/けたぐり

 

HP……16N -1

B……いじっぱり鉢巻セグレイブの礫確定耐え

S……ゲンガー抜き

残りをAと余りをDへ

 

今期終盤の相棒。セグレイブに安心して出せるのが本当に心強かった。またHPゲージが緑のままなら、ノーマルテラスタルしんそくを耐えてくれたりと、よく耐えた!と思わず画面に言ってしまう場面が何度もある信頼のポケモンでした。

 

ただSラインが決して速くはないので、マスカーニャミラーになった場合が恐ろしいことがよくあったので、後ほど語りますがマスカーニャミラーを構築段階で意識するべきでした。

 

ありがとう!!!

 

 

サザンドラ

テラスタイプ:鋼

性格:ひかえめ

特性:ふゆう

実数値:167-*-111(4)-194(252)-110-150(252)

※スカーフ時の実数値は225

持ち物:こだわりスカーフ

技構成:あくのはどう/りゅうせいぐん/ラスターカノン/かえんほうしゃ

 

S……最速サーフゴー抜き

 

本構築の軸の1匹で、ほとんどの試合でテラスタルを切るテラスタル前提エースでした。

 

ラスタルを切れば、対面でガブリアスやセグレイブ、削れたカイリューも、あくのはどう、のひるみでワンチャンをつくり、あらゆるポケモンをもっていけた頼もしい相棒2人目です。

 

ただマスカーニャがいたこともあってか、役割対象のドラパルトとは一度も戦わなかったのが少し勿体ないなと振り返ってみて思いました。

ありがとう!!!

 

 

ヘイラッシャ

テラスタイプ:炎

性格:わんぱく

特性:てんねん

実数値:257(252)-120-165(116)-*-103(140)-55

持ち物:たべのこし

技構成:ウェーブタックル/じわれ/あくび/まもる

 

 

クッションとして採用しましたが、まさかの選出率1位。あらゆる先発の引先になってくれた縁の下の力持ち。

 

というかこのコが地割れを当てて勝った試合が多く存在し、技構成上弱いみがわり持ちポケモンも、裏のドラパルトがある程度強かったので良かったです。

 

シーズン3でも使う可能性No. 1の、真の相棒!!!w

 

 

ドラパルト

テラスタイプ:炎

性格:いじっぱり

特性:すりぬけ

実数値:163-189(252)-96(4)-*-95-194(252)

持ち物:いのちのたま

技構成:ドラゴンアロー/テラバースト/おにび/みがわり

 

 

裏エース。先述したウルガモス入り構築に対して初手から投げてアドバンテージを取り、アマガドオーなどはこのポケモン1匹で完封できるスペックの塊のようなポケモン

 

もともと残飯竜舞炎ドラパを使っていたが、全く環境に刺さっていなかったので炎ドラパルト自体が弱いなと思っていたのですが、竜舞とおにびを入れ替えるだけで性能がガラリと変わりました。

 

特に先発のガブリアスに対して強かった印象があります!

 

ただ私の弱さ故になのですが、先発で出てくるドドゲザンが15000位以下(15001より順位が低い)の場合はいきなりふいうちをしてきてみがわりが安定だったのに、15000以上では普通にドゲザンを撃ってくるなど最終日にようやく気づいた為、せっかく有利なドドゲザンに負けたりと難易度が高いポケモンでもあるなと思いました。

 

 

サーフゴー

テラスタイプ:ひこう

性格:ずぶとい

特性:いつもの体

実数値:191(228)-*-149(164)-154(4)-112(4)-118(108)

持ち物:ゴツゴツメット

技構成:たたりめ/きあいだま/でんじは/じこさいせい

 

 

選手率最下位。絶対にこの構築が弱くなった原因の1匹。

型としては決して弱くないと思いますが、軸との相性は悪く、勿体なかったです。

 

申し訳ない!!!

 

 

トリトドン

テラスタイプ:草

性格:おだやか

特性:ねんちゃく

実数値:215(228)-*-105(132)-112-133(148)-59

持ち物:おんみつマント

技構成:れいとうビーム/だいちのちから/ステルスロック/じこさいせい

 

D……スカーフサーフゴーのシャドーボール確定3発

 

 

ロトム対策にと入れた構築の穴その2。

先述したようにカイリューと枠を争って、何故か勝ってしまったポケモン

 

ロトムがいる構築にも、積みエースが多くて出すのが怖いなぁ、となるシーンが多かったり、折角選出しても鉢巻テラスガブリアスに吹き飛ばされたり、逆に出しづらいな思って出さなかったら役割対象の特殊アタッカーやロトムを出されたりと扱いがかなり難しい個体でした。

 

加入直後の最終日夜中はロトムが結構いたのですが、朝になるにつれてどんどんロトムが減っていき、少し数が多かったクエスパトラ軸やバンバドロ入りに対してステロを撒きたい時に選出したり。

 

でもサーフゴーの10倍は選出していたと思いますw

 

 

基本選出

マスカーニャ+ヘイラッシャ+サザンドラ

・構築の基本選出だが、マスカーニャサザンドラ、どちらを先発にするかが結構大事。

 

ドラパルト+ヘイラッシャ+マスカーニャorサザンドラ

・主にウルガモス入りのスタンダードな構築に投げる選出。

 

エース枠+ヘイラッシャ+トリトドンorサーフゴー

・通りのいいポケモンを受け枠でキャリーする選出。特にマスカーニャが多かった。

 

トリトドン+ドラパルト+マスカーニャorサザンドラ

トリトドン先発が安定する(風に見える)構築に対して投げる選出。特にバンバトロ+ロトムのような並びに投げていた。

 

 

反省点

いっぱいありすぎる。

 

・まず軸を決めるのが最終日前日と遅かったので、最後まで煮詰める時間が無かった。

・そもそものマスカーニャサザンドラ+ヘイラッシャの並びに対して役割対象のドラパルトが出しづらいことを理解出来ていなかった。

・マスカーニャ・ドラパルトが最速やタスキでないのでミラーが怖くなるから、そこをリカバリーしやすい構築にするべきだった。

・ラスト2枠を選出しやすくしただけにして、構築単位できちんと考えきれていなかった。

環境を読む力を養う

 

次の環境では自分のランク対の流行りやプレイングの理解度を上げ、メタ構築より押し付けが強い構築を目指す。